履歴書の自己紹介欄、エントリーシートを書く時や面接の場面のみならず就活のあらゆるシーンで、自己PRが必要です。その都度考えるのではなく、多少時間をかけて自己PRのネタをまとめておくのが得策だと思います。
ネタというのは具体的には「自己能力特性配置図」を作ることです。なんじゃそれは、という人は以下その作り方を解説していきますので、試してください。
費用はほとんどかかりません。しかし、自分自身のことなのに意外と表現しにくいなぁと苦しむと思います。苦しんでください。その過程で考えた事は、すべて面接で、就活で生かされるはずです。
単語カード大の用紙100枚以上、模造紙(新聞紙見開き大)、筆記具(色鉛筆も)。
用意するもの
やり方
「自分の○○○について」の○○○に下の項目を入れて、自問自答して1枚のカードに1つの短い文章を書いてゆく。例えば「自分の趣味について」だと、 「ピアノを弾くこと」だけで終ってしまわず、「ピアノを弾いて、曲を作ること」というように自分なりのこだわりを書くことがポイントです。
ピアノを趣味にしている人はたくさんいるでしょうが、なぜ趣味にしているかは一人一人違う理由があります。それを語らないとその人の特性は表わせないからです。
人との接し方 しゃべり方 こだわり 友人 行動
日常生活 大学生活 嗜好 特技 娯楽
アルバイト 遊び 習い事 考え方 専攻
指導力 積極性 持久力 規律性 協調性
趣味 習得技術 誇れる実績 貴重な経験 ・・・
上の項目は、決してこの通りである必要はありません。自分が答えやすいより具体的な言葉を追加、置き換えは自由です。1つの項目に複数の答えを書いてください。自分の性格、能力について、経験してきた事について洗いざらい書き出してください。
このカード記入の際の一番の注意は、じぶんのありのままを正直に書くこと、格好つけないこと、遠慮しないこと。つまり、自由に何にもこだわりなく書くことが成否の分かれ目です。
カードが書き終わったら、分類(グルーピング)の作業に入ります。
グルーピングは、そのカードがどの質問項目の答であるかは無視して、気持ち、関心の持ち方、こだわり方という観点で分けていきます。カードをすべてどのグループかに分けていきます。それぞれのグループの枚数はバラバラでいいのです。1枚だけのグループがあってもかまいません。
ルールを守る。規則には逆らわない。
レポートの提出期限などは守る
部の秩序を重んじる風土に反発はしない
大学の授業をサボることはめったにない
親の言いつけや頼みはよく聞く
割り込み乗車を注意して口論となったことがある
例えば、右のような5枚のカードを「ルールを守る、規則には逆らわない」という共通のテーマでくくって、1つのグループにしました。

1枚のカードが複数のグループに該当する場合は、必要枚数のコピーを作ってください。
グループ分けが終ったら、今度はグループのテーマによって下のように模造紙の上に配置していく作業です。配置のルールは、近い内容のものは近くに配置すること。グループ間の相関性を見て同じ枝から分かれさせたり、別の枝に配置したりといろいろ動かしてみてください。全く種類が違うグループのひとかたまりは別ジャンルとして中央の太い幹から別枝を引いて配置してください。その際、ジャンルのテーマを枝線に書き込みます。
自己能力特性配置図の利用の方法
できあがった配置図を見てみましょう。一つ一つのラベルはあなたの性格、能力、行動などの実例やエピソードがかかれています。そして、それらが集まって(グループ)性格等の傾向を表し、そのグループが集まって(ジャンル)性格の特徴を表しているということになります。最終的に、中央の幹の矢印はあなたの関心の方向を示しています。

履歴書などの自己PRには、ジャンルのテーマをつなげて文章化すれば完成です。エントリーシートや面接には、その文章にグループのテーマを加えた具合で適当な長さになるでしょう。これというラベルの内容をエピソードとして加えることもお忘れなく。
これで完璧です。自己PRをする機会が待ち遠しいですよね。
        
自己PRのツボ